高齢者が楽しめるようなレクリエーションを進めるためには、いかに盛り上がるように進行するかが一つポイントになります。まずは掛け声をうまく取り入れてみましょう。「いきますよ~せ~の!」とか「もう1回行きましょう!」といった掛け声をかけることで、高齢者もまたやる気が出てきますし、ゲームも盛り上がってくるでしょう。
見本を見せるときにスタッフが失敗することもあるでしょう。そんなときにも盛り上がりのチャンスです。「おっと!これはダメな例ですからマネしちゃだめですよ~」といった感じで一つコメントを載せるだけでも、どっと高齢者の間で笑いが起こるでしょう。失敗したら恥ずかしいと思うかもしれませんが、あえて自虐にしてしまったほうが場もしらけずに盛り上がります。
高齢者のレクリエーション、特に多くの人が参加するものになると全員に気を配るのは難しいかもしれません。しかし相手にされなかった高齢者はつまらなく感じるでしょう。そこで全員1回は少なくてもほめることを目標にしてみてください。褒められれば、言われた高齢者も決して悪い気はしません。つまらなそうにしている高齢者を一人も出さないことを目標にしてみましょう。
また外部アナウンスを取り入れるのもおすすめの方法です。盛り上がっているグループの様子をほかのグループに聞こえるようにアナウンスします。そうすれば「負けてはいられない!」となって、ほかのグループも熱くなってきっと盛り上がるはずです。